独立行政法人国民生活センター様からのご依頼で令和６年度消費者教育推進のための研修　消費者教育に携わる講師養成講座[対象者別コース]－高校生を中心とした若年者への講座実施に向けて、金融経済教育も含めて－の講師を当センター主任研究員の小林と庄司がつとめました。
本研修はオンラインにより実施され、高校生を対象とした効果的な消費者教育というテーマでグループに分かれてワークを行いました。前段で実施された講義や、受講者が実践された授業や出前講座の経験をもとに新たに講座プランを作成し共有しました。
これまでの講座を改めて振り返り、今後に向けて新しいアイデアを取り入れ学びあえる場になったのであれば幸いです。

（国民生活センター様ご提供）

・講座の構成を、グループワークで考えることができ，自分たちで答えを出すことの重要性を実感することができました。また、グループのメンバーの方との意見交換や交流を通じて気づかされることが多く、とても有意義でした。
・普段顔を合わすことのない離れた地域の相談員の方々と、グループになって話ができたことはとても有意義でした。グループワークの後の講評は、これから出前講座を実施する度に思い返し心がけていこうと思いました。
・グループワークにより、他の受講者の意見を聞き、協力しながら講座のプランニングをすることができたこと。 ２人の講師の講評で、アクティブラーニングについての考え方や講師が講義をするだけでなく、消費者が問題点に気づき、それに対してどう対処していくかを自ら考えていく消費者教育についての話が心に残りました。