去る８月に消費者教育やアニマルウェルフェアに関しての調査に来てくれた生徒さんたちが文化祭で展示をするということを聞き、品川女子学院（東京都品川区）の文化祭「白ばら祭」に理事・首席主任研究員の柿野と主任研究員の小林で見学に行きました。
同校が実施する起業体験プログラム（＊）の一貫で文化祭では、それぞれが成果を公表しています。
参考：INFOMATION【報告】品川女子学院「起業体験プログラム」における生徒たちからのヒアリングをうけました

実際に成果として示された展示物は随所に工夫が凝らされていて、とても新鮮でした。
出資を募りその資金で生徒自身が商品を仕入れ、販売していて実際に購入することができる展示です。
そこには生徒のみなさんのアニマルウェルウェアに対する想いが込められていました。

消費者教育に関心を持って主体的な行動につなげていく生徒さんたちのパワーに触れられたことも嬉しく、また頼もしい思いでいっぱいです。負けないように私たちも日々邁進していきます！

（＊）品川女子学院が取り組む起業体験プログラム
「28project」の一環として中等部3年、高等部1、2年が文化祭を通じて取り組む学習プログラムです。9月に実施する「白ばら祭」に向けての準備は4月から始まり、生徒による模擬店を起業し、株式会社として取り組みます。実際に社会で活躍する方々の協力を得て行われるプロセスすべてが学習機会となっています。各クラスは、会社設立の理念や社会貢献性なども踏まえた上で株式会社を設立。その後、事業計画書の提出、会社の登記（校内）、会社の理念や損益についてのプレゼンテーション、文化祭当日の販売を経て、最後は株主総会を開催して会社を解散します。起業体験プログラムについて:https://www.shinagawajoshigakuin.jp/28project/experience/