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お知らせ 2025.03.12

講演を行いました~那須塩原市交通防犯課様 「消費生活展とうぇるる協働のつどい」消費生活講演会(2025年2月16日実施)

那須塩原市交通防犯課様からのご依頼で、「消費生活展とうぇるる協働のつどい」消費生活講演会の講師を当センター副主任研究員の河原がつとめました。
「食」に関する消費行動が引き起こす問題を取り上げ、持続可能な地域・社会の実現にむけた「エシカル消費」の重要性についてお話しました。さらに、エシカル消費の行動例について、日常の買い物などの身近な場面で実践できるものから、地域における協働をめざす取組みまで幅広く紹介しました。
お買い物などの消費生活を通してこうした課題に向き合うことの大切さをご理解いただくきっかけとなれば幸いです!

(那須塩原市交通防犯課様撮影)

・日本は食料自給率が38%と低いうえに、年間472万トンもの食料を食品ロスとして廃棄している現状を知りました。このような現状を国民一人一人が認識し、作る責任だけでなく使う責任を果たすことで持続可能な社会をつくっていけるよう「買い物は投票である」ことを意識して生活したいと思いました。
・私たちが普段何も意識せずただ安くて美味しいからと購入している食品。今回、バナナを例にして奴隷労働のように安い賃金で働かせられ、また、生産者の体に被害があるほど農薬を使用して生産している事実があることを知りました。食品を購入する際にはその背景も意識しながら購入していこうと思いました。